Zen-Xeroテクノロジーによる圧倒的耐久性と光沢
撥水が続くガラスとフッ素の完全融合
ガラス被膜コーティングの歴史の中で、フッ素はこれまで様々な形で併用されてきている材料です。従来、ガラス被膜に対するフッ素の存在は、被膜表面にフッ素を配列させることで優れた撥水性を生み出してきました。しかし、これらは被膜表面での性能であるため、表面がダメージを受けたり、経時変化の中でフッ素の効果が失われていくものでした。Zen-Xero Dynamicは、この概念を覆し、被膜表面だけでなく、被膜中に均一にガラスと融合してフッ素が配置されることを実現し、ガラス被膜としての性能持続期間中、より均一にフッ素の性能を発揮することを可能にしました。
従来、撥水性を有するガラス被膜は、撥水性をもたらすフッ素やメチル基などの撥水基が被膜の表面で形成され作用するため、経時変化による被膜表面の減少によって著しく撥水性が失われていくという欠点がありました。
Zen-Xero Dynamicはこれまでにないフッ素とガラスの完全融合を実現し、ガラス被膜中に均一にフッ素が配合されることで、被膜の減少が生じた場合でも常に撥水基が存在することで撥水状態を持続します。
機能を持った撥水、動的撥水性被膜
動的撥水性のメカニズム
動的撥水性による滑落角の優位性
Zen-Xero Dynamicはシリコーンをベースに特殊な金属系バインダーでフッ素を結合し、被膜中に均一にフッ素を配合することに成功しました。さらにフッ素の配合バランスで撥水角を調整し、ガラス被膜の優れた平滑性を複合し、これまでに無い効果的な流水性能を発揮します。従来の撥水性に優れたガラスコーティングと比較してもその滑落角(流水性)が圧倒的に優れています。
耐酸性をはじめとした優れた被膜特性
従来、ガラス被膜の撥水基として多く用いられているシランやメチルの桜水基は酸に対する耐性が弱く、酸の影響を受けて撥水性が失われる傾向にあります。 Zen-Xero Dynamicでは、酸に対して耐性の高い特殊フッ素をガラス被膜内に均一に配合したことで、従来にはない優れた耐酸性を得ています。実験からも被膜を形成した部分については腐食せず被膜が残っていることが確認できます。未加工の部分は酸に侵されて腐食していることがわかります。